サーティファイ Web利用・技術認定委員会が世界的なWeb標準に対応したスキルを測定する「Webクリエイター能力認定試験」を提供しています。
この試験はWWWで利用される技術の世界的な標準化を図るため、国際的な非営利コンソーシアムとしてW3Cが設立されました。Web技術の発展により、多くのソフトウェアメーカーがHTMLを自由に拡張したことで、様々なブラウザで同じWebページが同様に閲覧できない等、WWWの将来を踏まえても様々な弊害が発生する傾向にあります。この様な時代背景に際し、HTML 4.01 StrictやCSS2.1をガイドラインとして発表し、Web標準と言える強固な指針を提示しました。多くの企業では、この指針に基づいたWebサイトを構築する一方で、このガイドラインから外れたWebページを見直す方向に動いています。
Webクリエイター能力認定試験は、HTML、CSSに関する基本的な知識や簡単なWebページ作成能力から、フォーム、オブジェクトの配置といった応用的なWebページデザイン能力まで、Web業界では必須の知識を身に付けたことの確認に使用できます。
<WEBクリエイター能力認定試験レベル> HTML4.01対応版
初級
HTML、CSSに関する基本的な知識を有し、標準的なWebページのプログラムを見て、内容を正しく理解し、適切な追記・修正を行うことができる。
また仕様書に基づき、文書の構造化やCSSによる簡単なレイアウトを行うことができる。
上級
HTML、CSSに関する深い知識を有し、仕様書に基づいたWebページ制作を正しい理解のもとに行うことができる。
また、高度なCSSレイアウトを駆使し、Webサイトのページのデザインを行うことができる。
<試験内容>
各級とも規定問題と自由問題があります。
合格ライン
得点率が、全級とも規定問題60%以上、自由問題60%以上になっています。