医療事務講座
ご存知の通り人気のある資格講座ですが、医療業界において医療事務部門は経営を左右する大事な組織部門であることはいうまでもなく点数計算はもちろんのこと、カルテから読み取る処置、投薬など、当然されているべきはずの治療を正確に把握し業務にあたらねばなりません。
また、院内の連携もしっかり理解しておかなければ医療事務の仕事は十分に果たせません。
更に薬の知識として簡単な知識は知っておいた方が良いのですが、どの程度の知識があればよいのか、、
と広範囲な学習が必要となっています。
薬の知識においては、例えば 「ジキタリス製剤」 と言われたとき、
「あっ! それは、、、」と答えられたら医療事務の経験者として頼もしい存在ではないでしょうか。
簡単に解説を加えるなら、心疾患、心不全などによく使用される製剤で、
効果が現れたときの特徴として利尿作用が顕著になると言われています。
逆をいえば、利尿作用に変化がないときは薬の効果がまだ、現れていないと判断できる訳です。
この医療事務講座では、専門用語を理解しつつ基礎となる医療保険制度を学び病院と患者さんが
信頼関係を持ち安心して治療に当たって頂く上で、大事な窓口となるのが医療事務を学ぶ皆さんであって医事課の基本業務なのです。
今回の医療事務講座の募集目的は、医療事務検定資格を取得すること、
そして、医療事務に限らず広範囲の就職活動に生かせる能力の育成にあります。
医療事務講座の修了者は、単に病院・クリニック・薬局に限らず、健保事務にも生かせる職域で言えば「ビジネス部門」になります。
その観点から考えれば、基本適性として「数字に強い」ことが求められます。
これから医療事務職を目指す方にアドバイスしますと、
以下の3ポイントを考えて申し込みを検討して下さい。
(1) 明るいこと
(2) 健康であること
(3) 相手の痛みが分かる人
以上の要素が求められる職場であることを十分認識して、
まずは、基礎学力を十分に備え医療事務資格を取得して下さい。
医療事務の学習内容 (概要・通学コース) |
医科コース 1.医療保険制度 2.受付事務 3.接遇マナー 4.初診、及び再診料 5.リハビリ 6.検査と処置 7.麻酔 8.入院料 9.投薬・注射 10.画像診断 11.レセプト作成とカルテ 12.検定対策 ほか。 上記において簡単に講習内容を掲げてみました。 この講座を学ぶにおいて最も大事なことは学習意欲と目的意識です。 この要素を十分認識された上で受講に向け検討して頂ければ幸いです。 ただ1つだけ適性を計る意味でアドバイスしますと「数字に強いこと」が上げられます。 |
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講習期間 (3カ月、週2回/時間:3時間) |
コース (1) 月・水 (18:00~21:30 休憩含む) (2) 火・木 (同上) 現在、2コース(夜間)を設定しています。 出来るだけ仕事に就いていらっしゃる方も仕事と両立し易いように配慮しております。 |
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受講費用 | 88,000円 (テキスト代 含む) | ||||||
定員 | 15名 | ||||||
資格認定 | 技能認定振興協会の「医療事務管理士」 | ||||||
技能認定試験要領 |
筆記用具は 学科・・・HB鉛筆(シャープペンシル可) 実技・・・黒のボールペン使用、また計算機を除く電子手帳など電子機器の使用は不可 試験は、現在使用している診療報酬点数表に基づいて実施 |
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出題範囲 |
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合格基準 | 1)実技試験/点検・各作成問題ごとに50%以上の得点をし且つ3問の合計で70%以上の得点であること 2)学科試験/70点以上 ※実技・学科ともに合格基準に達した場合に合格と判定する ※実技試験では、得点は問題ごとに持点を定め、正解の得点合計により判定します ただし、全問題の得点合計が合格基準に達していても、いづれか1問の得点が50%未満の場合は不合格となる ※学科試験では得点は100点とし、正解の得点合計により判定します |
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受験料、及び結果通知 | 受験料 6,500円 結果の通知 合否の結果は試験実施後1カ月以内に文書にて通知となります。 合格者には 【医療事務管理士】 の称号が付与され、認定合格証が交付されます。 |